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地域猫4匹と人の子ふたりと家猫1匹に振り回される母の日記。
 
半家猫化進むカレンちゃん
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割と普通にいる。


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ちょっとぉ赤様ぁ、あんた遊んだあとは片付けなさいよぅ


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庭仕事をして戻ってきたら、勝手に入って寝ていた。



よしよし。よーしよしよし(握りこぶしをぐっと)。
好感触。

でもまだ完全にドアを閉め切られると駄目なようで、この間、中にいることを知らずに赤様を保育園に送りに行ってしまい、戻ってくると夫が起きていて
「カレンちゃんが中に入ってて、『出せ~出せ~』って大騒ぎしてたよ」と。
ごめんなさい。

しかしその後、ふと食卓を見て。
「?あれ、テーブルの上のパン食べた?」
「パン?食べてないよあったの?」
「うん…赤様朝クロワッサン半分残して、置いておいた筈なんだけど…」
…おや~?
「ねえそれ、本当に『外に』『出せ~出せ~』って言ってたの?
『もっとパンを』『出せ~出せ~』じゃなくて?」
「…あれ~?」

まあどちらの意味であったにせよ。
よく気をつけます。





~・・・☆余談・子供の世界☆・・・~

赤様にレインコートを買ったんです。
ところがサイズが大きくて、
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レインコートが歩いてる。

なんか、ファイナル○ンタジーとかに出てきそうだよ、こんなキャラ。
とても可愛らしいんですが、フードもぶかぶかなので、視界が悪い悪い。本人も気に入らず、大泣き。
ところがそんなときでも、突然立ち止まって、
「にゃーにゃー。」
どこに。
全然分かりません。
近くに貼ってある公○式のポスターのことか?と思って、「これはクマさんだよ~」などといっていると、
いました。
そのポスターの貼ってある、塀の、上に。
私の身長よりも高いところに。

正直、赤様以外の通行人は誰も気づかないのではなかろうか。
雨。足早。傘。視界悪。民家とアパートの間の小さな塀、でも位置は高し、茶猫で保護色。
まわり緑いっぱいで(住人がプランターをいっぱい塀に掛けている)風景に完全溶け込み。

この条件でどうして、私よりもはるかに背が小さく、ぶかぶかフードに視界をさえぎられている赤様が気付けるのか。

他にも赤様と歩いていると、こういうことは時々あります。
相手が猫に限らず、立ち止まって一生懸命訴える、時には指差しも交えて、でも私にはどこにそれがあるのかいるのか、ちっとも視界に入ってこない。
それでもなにかあるのだろうとよぉ~く付き合ってみて、やっとこ気付く。

ついつい大人は、自分が分からないからといって
「なにもないでしょ!さっさと歩きなさい!」
などといってしまいそうになりますが、そんなのは子供の大切な感性を損ない、大人にとっても、自分ではもはや磨けない部分を磨いてくれる貴重な機会を失うのでしょう。

子供のやっていることには必ず意味があり、でもそれは彼ら独自の時間の流れ・価値観・視点などで構成されているので、大人は焦って無理解を示さずに、じっくり付き合ってみるべきだと、そう思うのです。
で、実は教え導かれているのは自分たちもだということに気付く。

とりあえず、赤様、ニャーニャーさん教えてくれてありがとう。
頭上に上手い具合に広がった木(これがまた背が低く、猫を見つけにくい)で雨宿りしながら、こちらをちらと見た猫が
「ほう。よく気がついたな。」
とでもいうように、目を細めたのでございました。
by enokineko | 2007-06-26 23:28 | 猫と赤ちゃん
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